ビアンキは、プロサイクリングにおける長年の存在に新たな、そして名誉ある章を加えることを発表しました。2026年シーズンから、チーム・バーレーン・ヴィクトリアスとの複数年スポンサーシップ契約を締結します。

ビアンキとチーム・バーレーン・ヴィクトリアスが構想するスポーツプロジェクトの中核は、選手と、ビアンキ・レパルトコルセが開発したイタリアのデザインによる高性能製品との、統合されたエコシステムを構築することです。
このモデルは、データ、継続的なアスリートからのフィードバック、そして全てのレースで最高のパフォーマンスを発揮したいという共通の志によって推進されています。明確な目標は、UCIカレンダーの中でも最も権威ある大会での勝利を目指すことです。

バーレーン・ヴィクトリアスは、フランスのクライミングスペシャリストであるレニー・マルティネス、イタリアの才能あるアントニオ・ティベリ、クラシックレースで活躍するマテイ・モホリッチ、そして将来が期待されるヤコブ・オムルゼルといった有力選手を擁するチームです。彼らは、レパルトコルセの全ラインアップ──究極のエアロ性能を体現する Oltre、次世代の超軽量オールラウンダー Specialissima、タイムトライアル制覇のために設計された Aquila、そしてビアンキのレーシングDNAをグラベルへと最も純粋な形で適用した Impulsoを使用することができます。

ビアンキとチーム・バーレーン・ヴィクトリアスのパートナーシップは、レースの興奮と、ビアンキが誇るブティック的な工芸技術とスタイル、とりわけ 1 台ずつ手作業で組み上げられるオフィチーナ・エドアルド・ビアンキの魅力を兼ね備え、両者の強みを結びつけるものです。
さらに、すべてのサイクリストに向けて、特別なプロジェクトやイベント、独自の体験が企画される予定です。ビアンキが“すべてのサイクリストのホーム”であることを体現する取り組みとなります。

「ヘリテージ、イノベーション、そして勝利への執念といった価値観を共有するチーム・バーレーン・ヴィクトリアスの新たなパートナーとなれることを、私たちは非常に誇りに思います。ビアンキは常に、この魅力的なスポーツにおいて重要な役割を担ってきました。私たちのチームが持つエネルギーと情熱をもって、歴史の新たな一章を書き始める準備ができています。ビアンキの会長であるサルヴァトーレ・グリマルディ氏には、その信頼と、この新プロジェクトへのさらなる投資に対して深く感謝したいと思います。」
と、ビアンキCEOのアルベルト・カヴァッジョーニ氏は述べました。

チーム・バーレーン・ヴィクトリアスのマネージングディレクター、ミラン・エルゼン氏は次のようにコメントしています。
「ビアンキとのコラボレーションの可能性を探るため最初に話し合ったとき、私たちが同じ精神と目標を共有していることはすぐに明らかでした。ビアンキは豊かなヘリテージと伝統に根ざしながら、私たちとともに前を向き、技術革新や開発、そしてパフォーマンスサイクリングの未来に向けた現代的なビジョンを追求したいという強い意欲を示していました。私たちは、ビアンキがこのスポーツにもたらしてきた歴史を深く尊重しており、ともに革新を起こし、新たな象徴的瞬間を生み出し、その卓越した伝統の上に未来を築いていけると確信しています。」

なお、Oltre RC Team Bahrain Victorious レプリカモデルは2026年に発売される予定です。